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後半「肌を整えることは、自分自身そして他人を幸せにすること」|舟山久美子とIGIが考える女性の美と心の関係



【株式会社LIENA】https://liena.co.jp/

【Herz公式HP】https://herz-jp.com/

【株式会社たきコーポレーションIGI】https://igi.taki.co.jp


この記事は、たきコーポレーション IGIデザイナー・鳳崎優和さんとの対談記事です。

11/30にリリースしたスキンケアブランドHerz skinのブランドアイデンティティの構築やパッケージデザインについて、大切にした想いや、クリエイティブの制作秘話などについて話を聞きました。



自身の幸せと他人の幸せの繋がりを表したHerz skin Cycle


商品コンセプトに記載されているHerz skin Cycleはどのように生まれたのですか?

鳳崎:Herz skin Cycleは、オリエンテーションを聞いたIGIメンバーでブランドのコンセプトや想いを理解・整理する過程で生まれました。初めは、Herz skinの製品を使った人が感じられる効果と、それがどういう風に周りの人との関係にまで波及していくのかがうまく繋がらなかったんです。 なるほど。

鳳崎:そこでターゲットのペルソナを分析し、出てきたインサイトを、自分自身へ向かうものと他者との関係に向かうものという軸でマッピングしたところ、それが循環するものだと気づいたんです(笑)。ブランドを理解する上でとても腑に落ちたので、それを私たちのブランド理解として提案資料に盛り込んだところ、とても納得いただけて、さまざまな場面で活用いただけることになったという経緯です。

舟山:そのように生まれたものだったんですね!Herz skin Cycleが出てきたときは、私の頭の中を可視化してくださったので「さすがです!」と思いました。

Herz skin Cycle


目に見えない大切なものを、パッケージに落とし込むために

実際にHerz skinのブランドコンセプトをパッケージデザインに落とし込む際にどんなことを意識しましたか?

鳳崎:パッケージに関しては実際に手で触ることができるので、よりコンセプトを体現できる媒体と捉えてデザインを考えました。ロゴ自体に強度があるので、それを最大限活かすために、目立つ色や他の要素はあえて加えず、独自性を感じさせるような白を基調としたミニマルなデザインにしました。大胆にレイアウトされたHerzのロゴは、エンボス加工によって主張しすぎることなく、さりげない上品さとしなやかさをうまく共存させられたかなと思います。

繊細な配慮が行き届いたデザインですね。

鳳崎:ありがとうございます。ほかにも、捨てるのがもったいない、写真に撮りたいと思わせるようなパッケージというのも重要なことだと考えました。目指しているのは、Herz skinを購入された方が自分の日常の一部にそのプロダクトを取り入れ、使うのを楽しみにしてくれたり、嬉しい気持ちや大切に思う気持ちを抱いてくれたりするという体験を作り出すことです。それも目に見えないポジティブな気持ちの動きですし、まさにHerz skinの目指す世界観を作る第一歩と言えますよね。


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なるほど。そうですね。舟山さんは、これをディレクションしていく上で、難しかったことはありますか?


舟山:目に見えないもの、心の優しさを表現できるような容器を探すだけでも実は一年近くかかったんです。妥協しないものづくりがしたく、細部まで想いや意味が詰まっています。結果的に選んだ容器と調和できるような理想的なデザインを鳳崎さんが、考えてくださって、本当に満足しています。

さまざまな試行錯誤があったんですね。


鳳崎:難しかったところではないんですけど、エンボスは押し込みが弱いと全然デザインが見えなくなってしまうし、写真にとってもわかりづらくなってしまいます。なので、そういう意味では挑戦的ですし、サンプルが上がってくるたびうまくいきそうかどうか毎度どきどきしていました(笑)。


舟山:本当にお互いどうなっていくんだろうという感じで、手探りで「これかな?」、「これかな?」みたいな感じで出来上がったんですけど、チーム内でもめちゃくちゃ可愛いよねって、何度見ても大絶賛してるっていう(笑)。周りの風景とも調和できるけど、単体でもすごくちゃんと存在感を持てるようなデザインになりました。 本当にさすがプロだなと感じ、感謝の気持ちでいっぱいです。


鳳崎:あと、Herzのロゴの形状もユニークなので、「Herz」と読んでもらえるかどうかという部分では挑戦的だったかもしれません。 プロセスにおいては、「こうした方がかわいいんじゃないか」「こういうのもありでは?」という思いつきもその場で積極的に提案していました。デザイナーとして、みなさんと楽しくものづくりをできるためにどんな空気を作って、どう関わるかは自分の中でよく考えていました。





Herz skinの想いを具現化するために、こだわり抜いて選んだ材質


パッケージがザラザラとした厚手の珍しい紙質だなと思ったのですが、こちらの素材を選んだ理由はどんなところにあるんでしょうか?


舟山:Herz skinに含まれるフルボ酸が一億年以上前の地層から取れたものなんですけど、その地層感を表現したいなというのがあって。あとはブランド名である「Herz」が意味する波長っぽさも手触りで感じてもらえればと思い、熟考を重ね、この紙を選びました。


鳳崎:この紙は、厚紙ではなく、二種類の紙を貼り合わせて、このパッケージのために作った合紙になっているんですよ。舟山さんのこだわりが詰まっています。パッケージや容器のベースの形状や素材などは、一般的にはデザイナーが決めることが多かったりするんですけど、舟山さんの場合は「ここは自分で決めたい」という想いをお持ちだったので、その想いを最もいい形で活かせるデザインを意識して取り組んでいました。





肌が変わることによって心が変わる体験を、もっと多くの人に


それでは最後に、Herz skinの今後の展望についてお聞かせください。


舟山:Herz skinでは、肌が変わることによって心が変わるという体験をみなさんに実感していただきたいです。スキンケアは日常の中にあるものという認識はあるものの、それが自分の生活にどう作用するのかというところまで考えて向き合うという方はそんなに多くないと思います。


Herz skinは、使った本人の意識が変わるきっかけなんですね。


舟山:スキンケアとの向き合い方をちょっと変えるだけで、心に心地よい余白が生まれ、自分と肌を大切にしようという意識が生まれるんですよね。それによって今ある目の前の幸せに気づいて一緒に身の回りの人も幸せにしていける。そんな方がどんどん増えて欲しいなと考えています。 将来、Herz skinで、リアル店舗を持つ事も夢の一つです。肌だけでなく心の悩みもケアできるような空間を作れたら最高ですね!


ありがとうございました。




IGIは、たきコーポレーションから生まれた、ブランディング専門のカンパニーです。 約370名のクリエイターが所属するたきコーポレーションが、創業以来60年にわたってこだわり続けてきた「デザイン」の力を受け継ぎ、今より明るい未来を人と企業とともに、つくっていきます。




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